ドジャース・佐々木朗希投手（２３）が２１日（日本時間２２日）、一般女性と結婚したことを発表した。キャンプ地で取材に応じ、「一緒にいて落ち着くというか、自分らしくいられる」と語った。担当記者が電撃結婚発表を「見た」。

　佐々木の結婚発表は、まさに寝耳に水だった。同じ岩手出身の先輩・大谷も「もともとそんなに活発なタイプではなく、おとなしめの性格だと思う」と評する後輩。ロッテ担当時代からストイックに野球と向き合う姿を見て来ただけに、このタイミングでの結婚は想像できなかった。

　ロッテでは基本的に朝も試合後も球場で食事。遠征先では同年代の先発陣と好物の寿司（すし）店によく行っていたというが、登板日が近ければ先輩の誘いもキッパリ断るほど、野球に一直線だった。渡米後もその生活は変わっていないようで「そんなに出歩いてないし、球場と家にしかいない」と明かしていた。

　スポーツ報知のインタビューでは、たびたび結婚観を口にしていた。１年目の２０年には２５歳頃の結婚をイメージしていると明かし、２２年には「（結婚は）分からないです。でも、３０歳までにはさすがに…」と語っていた。１０代の頃から早期の結婚だけでなく、３０歳でのサイ・ヤング賞など具体的に未来図を描いていた。ちなみに、入団当初に立てた２３歳の目標は「１７０キロ」。夫人に支えられ、壮大な目標をどれだけ達成するのか、今から楽しみだ。（２４年ロッテ担当、２５年ＭＬＢ担当・竹内　夏紀）

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